【熱中症対策】 5月になり、夏が近づいてきました。今月の特集は熱中症対策です(^o^) 熱中症は、気温・湿度が高いことなどで身体の中の水分や塩分のバランスが崩れ、体の調整機能が正常に働かなくなることによって引き起こ されます。人の身体は、常に熱を作り出す一方、汗を掻き、皮膚から熱を逃がすことで体温の上昇を抑えています。このような体温の調節機能 がうまく働かず、体内に熱がこもり、体温が異常に上昇することで熱中症は起こります。重症化すると、後遺症が残ったり、死に至る可能性も ありますが、正しい知識と適切な行動で防ぐことができます。また、応急処置を知っていれば、命を救うこともできます。 今月は誰にでもすぐに出来る熱中症対策と熱中症対策レシピを紹介します(^^) @飲み物を持ち歩こう 汗をかくと水分だけでなく身体のミネラルも一緒に失います。そんなときに水分のみを補給すると体液が薄まり、ミネラルが不足した状態に陥り ます。 ミネラルには筋肉の収縮を調節する役割があるため、塩分が足りないと手足がつるなど筋肉のけいれんが起こる可能性があります。 A 休息と睡眠をとろう 睡眠不足になり、身体に疲れがたまってくると熱中症になりやすくなります。 それは睡眠不足から自律神経が乱れると、身体の温度調節が上手くいかなくなるからです。しっかりと質の良い睡眠をとって疲れをためないよ うに心がけましょう。 B 栄養をとろう 熱中症対策には栄養補給を必須です。特に夏は朝から暑さにやられて朝食と摂ることをやめていませんか?朝食を摂ることで、水分だけでな く塩分も補給することができ、体温を下げる効果のある汗も出やすくなります。 夏バテで食欲がないことが多い時期ですが、意識して朝食を摂るようにしましょう。 C 声をかけ合おう 乳幼児やお年寄りは、特に熱中症になりやすいと言われています。乳幼児は発汗による体温調節機能が発達していない、また、赤ちゃんだと 自分でのどが渇いたという意思表示が出来ない為、熱中症にかかりやすくなります。また、お年寄りは体温調節機能が低下し、口渇感も低下し ている為、熱中症にかかりやすくなります。 【自分で作ってみよう!超簡単スポーツドリンク】 500ml〈 69kcal 食塩相当量:1.0g 〉
【材料】(500ml) 水・・・・・・・・・・・500ml はちみつ・・・・・大さじ1 食塩・・・・・・・・ひとつまみ レモン汁・・・・・大さじ1 レモン・・・・・・・薄切り1枚 【作り方】 ・レモン以外の材料をすべて混ぜ合わせる。 ・コップに@を注ぎ、薄切りにしたレモンを浮かべる。 【ここがポイント!】 レモンに含まれるクエン酸は疲労回復の作用があります。また、市販のスポーツドリンクよりも安く作ることが出来ます。蜂蜜で糖分補給、また塩分補給 もできるサッパリとした熱中症対策ドリンクです。
【10分で出来る!簡単ごま風味冷麺】 1人前〈 506kcal 食塩相当量:3.0g 〉
【材料】(1人前) 中華麺(茹)・・・・・・・150g 練りごま・・・・・・・・・・20g 紅茶・・・・・・・・・・・・・50ml 砂糖・・・・・・・・・・・・・5g しょうゆ・・・・・・・・・・・大さじ1 酢・・・・・・・・・・・・・・・大さじ11 牛乳・・・・・・・・・・・・・100ml ごま油・・・・・・・・・・・・小さじ1 オクラ・・・・・・・・・・・・10g かにかま・・・・・・・・・・20g 塩・胡椒・・・・・・・・・・・少々 【作り方】 @中華麺はかるく茹でて、冷水で冷ましておく。 A練りごまをボールに入れて、暑い紅茶を注いで練りごまと溶かし、その他の調味料と牛乳を入れてタレを作る。 Bオクラは茹でて1p幅に切る。 C@を器に盛り、Aのタレをかけて、上にかにかまとオクラを飾り、塩・胡椒をかけて完成。 【ここがポイント!】(熱中症には牛乳が効果的?) これは牛乳に含まれるアルブミンが大きく関係しています。 アルブミンと言われるタンパク質は血管内に水分を引き込んで、血液を増やす作用があります。血液量が増えると、皮膚に近い末梢の血液量も増えま すので、 汗をかきやすくなったり、皮膚表面から熱を放散する機能が高くなったりします。 つまり、体温を調節しやすくする効果があります。
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