花粉症対策

3月になり、花粉症の方には辛い季節となりました。今回のワンポイントアドバイスは食べ物と花粉症の関係性についてです。個人差はありますが、食生
活の改善や花粉症に効果的な食材を摂ることによって症状を少しでも軽減することは可能です。
・そもそも花粉症とはなんでしょうか?



花粉症とは体内に入った花粉に対して人間の身体が起こす異物反応のことで免疫反応とも言います。体内に侵入した花粉を異物と認識し、この異物に
対する抗体を作り、再度侵入した花粉を排除しようとする反応です。一般的には免疫反応は身体にとって良い反応ですが、時には免疫反応が過剰にな
り、生活に支障が出てしまいます。花粉症の場合は花粉を排除しようとして、くしゃみや鼻水、涙という症状が出ます。
・花粉症は急に発症する?



花粉が体内に入っても、すぐに花粉症になるわけではありません。また、アレルギーの素因を持っていない人は花粉症にはなりません。身体の中に花粉
が入るとアレルギー素因を持った人はその花粉(抗原)に対して抗体を作ります。この抗体はIgE抗体と呼ばれるもので、花粉によって異なった抗体が作
られます。人によって期間が違いますが、数年から数十年花粉を浴びるとやがて抗体が十分な量になり、この状態を感作が成立したと言います。この後
に再び花粉が身体の中に入ってくるとくしゃみや鼻水、涙などの花粉症の症状が出現します。近年では飛散する花粉症が増加しているために、感作まで
の期間が短くなり、小さな子供でも花粉症のかかるようになりました。
・花粉症と免疫力の関係



花粉症と免疫力には深い関係性があります。花粉症は免疫力のバランスが崩れることによって引き起こされる病気だということをご存知ですか?免疫
力が正しく働いている人は、花粉などの異物が身体に侵入してくると異物を攻撃し、排除するための抗体が作られます。そして、異物の排除が終了する
と、抗体の量も抑制され、身体にとって良いバランスを取り戻します。しかし、免疫力のバランスが崩れていると、抗原が排除された後も抗体が増え続
け、次に同じ抗原が体内に侵入してきた時、肥満細胞から分泌されるヒスタミンなどの化学物質が過剰に反応し、くしゃみや鼻水などのアレルギー反応
を起こします。
・免疫力を高める食品の紹介
・ヨーグルト
                                                                          


ヨーグルトにはたくさんお乳酸菌が含まれます。乳酸菌は腸の環境を整える働きがあります。免疫細胞のうち70%は腸に集中しているため、腸内環境
を整えることは、免疫力アップにつながります。ヨーグルトを選ぶ時は“乳酸菌が生きて腸まで届く”などの表示があるものがおすすめです。
・納豆
                                                                    


乳製品以外に乳酸菌は存在しています。特に発酵食品である納豆にはたくさんの乳酸菌がいます。
・キムチ                                                                         



キムチと納豆は合わせることにより、さらに乳酸菌が増殖します。

花粉の季節はまだ始まったばかり、3つの食品に即効性はありませんが、続けて食べることで個人差はありますが効果が出る可能正がありますので試
してみてください。

(参考資料)

花粉症環境保健マニュアル2014:環境省